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大規模修繕工事のお客様失敗談【設計監理に関する失敗】

お客様失敗談 2024.08.20 (Tue) 更新

福岡市エリアで大規模修繕の実績1,000件超!

期待を超える仕事でNo.1の実績💛

三国リニューアルでございます!🎶

ブログを読んで頂きありがとうございます😻

 

 

 

今回はお客様から伺った大規模修繕工事での失敗談をご紹介します😲

以下お客様のお話です!👇

全体戸数は約240、8階建てで築21年目に2回目の大規模修繕工事を実施すべく、

専門業者の選定を進めていく中で、トラブルが判明しました。

2回目の大規模修繕工事に向けた現地調査の中で、打診調査を実施した時のことです。

その際、調査範囲は仮設設備を使わないで、歩行可能な範囲のみ打診したところ、タイルの浮き不良は築年数相応のものでした。

1回目の大規模修繕工事における施工は評価できるものという調査結果でした。

 

ところが、後日実際に足場を仮設して、現地調査の際は見えなかった箇所まで詳細にチェックしたところ、

これらの箇所にはタイル浮きが多数あることが判明しました。

さらに調査を進めていったところ、1回目の大規模修繕工事は、一部を除いてタイル浮き注入工事が

中途半端にされていたことがわかったのです。

その施工は、接着材を注入せず蓋をしているだけのものでした。

 

1回目の大規模修繕工事からは10年ほど経って、別の施工会社で2回目の大規模修繕工事に着手しようという時になって

初めて判明した1回目の工事における手抜き作業。

この原因は、設計監理をせずに1回目の大規模修繕工事を行ったことにあると痛感しました。

施工内容及び施工品質を詳細までチェックしていれば見抜けた可能性も高く、手抜き工事もできなかったと思います。

診断の結果、目につく箇所はちゃんと接着材を注入固定している一方、見えにくい箇所や足場がないと

チェックできない箇所はほとんど注入固定されていなかったとのこと。

その分、安価な見積もりに騙されたのかと思っていましたが、その逆で、

2回目の大規模修繕工事の見積もりと比べて、1回目の方が約1.2倍の費用を支払っていました。

マンションの管理組合の中に大規模修繕工事の専門家がいるケースを除けば、

施工品質をチェックするという意味でやはりコンサルタント会社のサポートを受けるのが王道になります。

いわゆる設計監理コンサルタント方式で修繕計画を進めていく方がコンサルタント会社に対するコストは発生するものの、

リスクマネジメントまで考慮した時、十分な費用対効果が見込めると思います。

同時に、施工会社の選定にあたっては、信頼できる業者を選ぶことが重要になります。

三国リニューアルは、自社職人採用・職人教育にも力を入れて、

少しでも質の高い修繕工事を提供したいと考えています💪✨

どうぞお気軽にご相談下さい😻

 

 

 

今日もブログを読んでいただきありがとうございます👍

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