アパートの外壁に謎の気泡!?【ピンホール】について
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三国リニューアルでございます!🎶
ブログを読んで頂きありがとうございます😻
アパートの外壁塗装が完了してしばらく時間が経ってから、
もし外壁にたくさんの気泡が発生してしまっていたらきっと驚かれることでしょう💦
先日お問合せいただいたオーナー様からもお悩み相談を受けました😨
今回のブログでは、外壁塗装の後に発生することがある【ピンホール】について解説していきます📝
【目次】
⛅ピンホール(気泡)とは
⛅ピンホールが発生する時期・タイミング
⛅ピンホールが発生する原因
❶塗料が乾ききる前に重ね塗りを行なった
❷塗装前の下地調整が充分ではなかった
❸塗料の希釈率が適切ではなかった
❹塗料を厚く塗りすぎた
❺塗装をした日の気温が適切ではなかった
❻塗料にゴミや砂などの不純物が混入した
❼塗装器具に問題があった(スプレー工法)
⛅ピンホールを放置してはいけない理由
⛅ピンホールを発見した時の対処法
〇まずは施工業者に連絡する
〇保証書の内容を確認する
〇施工業者が対応してくれない場合は第三者機関に相談する
⛅ピンホール(気泡)とは
ピンホールとは、針で刺したような小さな穴のことを意味しています。
外壁塗装において、施工が完了した後に外壁表面の塗膜に発生する小さな穴のことをいいます。
外壁塗装の後に発生したピンホールは、広い範囲に1つや2つくらいのピンホールなら問題ありません。
しかし、👆の写真のようにあまりにもたくさんのピンホールが発生しているのなら、それは間違いなく業者の施工不良になります。
⛅ピンホールが発生する時期・タイミング
外壁塗装の後にピンホールが発生してくるのは、施工完了から1週間〜10日くらいの時期です。
外壁塗装は工事が完成しても後から施工不良が出てくることもあるため、施工後1〜2週間くらいは外壁の状態をよく観察するようにしましょう。
❶塗料が乾ききる前に重ね塗りを行なった
ピンホールが発生する最も多い原因として、重ね塗りの際の乾燥が不十分であるケースです。
外壁塗装ではたった1回だけ塗料を塗れば完成するわけではなく、
【下塗り・中塗り・上塗り】と呼ばれる、合計3回の重ね塗りをするのが基本です。
重ね塗りをする際には、すでに塗ってある塗料を十分に乾燥させることが大切です。
乾き切っていない塗料の上に重ね塗りをすると、内側の塗料に含まれている水分が乾燥する時に、
外側の塗膜に穴が開いてしまうことになります。
❷塗装前の下地調整が充分ではなかった
外壁塗装の後にピンホールが発生する原因として、下地調整が不十分であったというものが考えられます。
高品質な外壁塗装をするためには、塗装作業の前に次のような下地調整を行う必要があります👇
☑ 高圧洗浄
高圧洗浄は、どんな外壁を塗装する時にも必ず行う作業です。
外壁の表面に砂ぼこりや汚れが付着したまま塗装をすると、ピンホールの発生以外にも、
塗膜の剥がれなど様々な施工不良の原因になってしまいます。
☑ひび割れ(クラック)や穴を埋める
塗装を行う外壁にひび割れや小さな穴が見られる場合には、それを補修しておく必要があります。
☑タワシやヤスリなどで塗装部分の表面を磨き、汚れやサビを落とす(ケレン)
金属部分など塗装面の材質や状態によっては、塗装前にケレンと呼ばれる下地処理をする場合もあります。
❸塗料の希釈率が適切ではなかった
外壁塗装に使用する塗料は、原液をそのまま使うのではなく、水やシンナーで薄めて使用します。
“水で薄めると塗料の性能が悪くなるのでは?”と心配になる方がいるかもしれませんが、
塗料メーカーは薄めることを想定して塗料を作っているため、問題ありません。
塗料を水やシンナーで薄めることを【希釈】と呼び、具体的に何%に薄めるのかを【希釈率】と呼びます。
塗料の希釈率はメーカーがある程度の目安を出しています。それに従って塗料を希釈しないと、
薄すぎたり濃すぎたりして、施工不良としてピンホールが現れてくるのです。
❹塗料を厚く塗りすぎた
塗料を必要以上に厚く塗りすぎたり、薄く塗りすぎてしまうことで、ピンホールの原因となる場合があります。
塗膜には最適な厚みがあり、厚すぎても薄すぎても品質が悪くなってしまいます。
❺塗装をした日の気温が適切ではなかった
特に夏場や冬場の外壁塗装では、気温が極端に高かったり低かったりする日があります。
外壁塗装には適した気温というものがあり、適切な気温ではない日に塗装をすると、
ピンホールが発生する原因となることがあります。
⇨ 塗料の表面だけが早く乾燥し、内側との乾燥スピードにムラができる。
⇨ 塗料が乾燥しにくくなり、ピンホールが発生しやすくなる。
❻塗料にゴミや砂などの不純物が混入した
外壁塗装で使用した塗料にゴミや砂などの不純物が混入していた場合、施工後にピンホールが発生することがあります。
せっかく高圧洗浄で外壁の汚れや砂ぼこりを落としたのに、塗料にゴミが混ざっていては意味がありません。
❼塗装器具に問題があった(スプレー工法)
外壁塗装では、ローラーを使って手作業で行う【ローラー工法】と、スプレーガンと呼ばれる機械を使って行う【スプレー工法】があります。
スプレー工法で使用するスプレーガンの内側が汚れていた場合、塗料にその油分が移ってしまい、
ピンホールの発生原因になることがあります。
また、スプレーガンの圧力調整が間違っていた、使い方が適切ではなかったなどもピンホールの原因になることもあります。
⛅ピンホールを放置してはいけない理由
外壁に発生したピンホールを放置すると、美観性の低下や、塗料の性質の低下などの問題が生じてしまいます。
【例】
ピンホールから雨水が外壁下地へ浸入し、外壁材や住宅の柱などを傷めてしまう恐れがあります。
また、住宅の内部に湿気がたまり、シロアリの原因になる可能性も否定できません。
なにより、ピンホールは外壁塗装の施工不良の表れなので、発生すること自体に問題があります。
塗料が持つ本来の耐用年数より短い年数で塗膜が劣化することもありますので、ピンホールを見つけたら放置しないことが大切です。
⛅ピンホールを発見した時の対処法
〇まずは施工業者に連絡する
外壁塗装の後にピンホールを見つけてしまった時は、程度の大小に関わらず、まずは施工業者に連絡しましょう。
誠実な業者であれば、ピンホールの状況を確認して、適切な補修を行ってくれます。
〇保証書の内容を確認する
施工業者へ連絡する際は、保証書が手元にある場合はその内容を確認しておくとスムーズです。
万が一施工業者が適切に対応してくれない時でも、保証書があれば権利を主張しやすくなります。
〇施工業者が対応してくれない場合は第三者機関に相談する
「どんなに電話しても施工業者が対応してくれない」「そもそも保証書がなく、補修に応じてくれない」といった場合には、
消費生活センターなどの第三者機関に相談する選択肢もあります。
しかし消費生活センターが再施工をしてくれるわけではないため最終的には施工業者との話し合いにはなります。
三国リニューアルは、自社職人採用・職人教育にも力を入れて、
少しでも質の高い修繕工事を提供したいと考えています💪✨
どうぞお気軽にご相談下さい😻
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