大規模修繕でマンションはどう変わる?|工事前と工事後を比較
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大規模修繕工事、着工から完成まで
マンションの大規模修繕が始まると、建物の周囲に足場が組まれ、養生シートで覆われます。
普段とは違う姿を見て、「いよいよ工事が始まったな」と感じる方も多いのではないでしょうか。
そして工事が完了し、足場やシートが撤去されると、マンションの印象は大きく変わります。
「こんなに変わるんだ!」と驚かれることもあります。
大規模修繕は、外壁をきれいにするだけの工事ではありません。
建物の劣化を確認し、必要な補修や防水などを行い、これから先もマンションを長く維持していくための大切な工事です。
今回は、マンションが「工事前」「工事中」「工事後」でどのように変わるのか、プロの目線からご紹介します。

【目次】 ※読みたい項目をチェック
《👷工事前のマンションには、さまざまな劣化が隠れています》
マンションは一戸建てと比べて建物の規模が大きく、外壁の面積も広くなります。
その分、長い年月の中で雨や風、紫外線などの影響を受け、少しずつ劣化が進んでいきます。
代表的なものとして、
- 外壁の色あせ
- 外壁の汚れやコケ
- ひび割れ
- 塗膜の剥がれ
- シーリングのひび割れ・痩せ
- タイルの浮きや欠損
- 鉄部のサビ
- 雨どいなどの付帯部の劣化
- ベランダや屋上の防水劣化
などが挙げられます。
一つひとつの劣化は小さく見えても、建物全体で見ると、さまざまな場所で少しずつ劣化が進んでいることがあります。
特に注意したいのが、外壁のひび割れやシーリングの劣化です。
小さな劣化だからといってそのままにしておくと、雨水の侵入などにつながる可能性があります。
そのため、
「まだ小さいから大丈夫」ではなく、「小さいうちに状態を確認する」
ことが大切です。
《🎨プロが見るのは「外壁の色」だけではありません》
マンションを見て、
「以前より色あせてきたな」
「汚れが目立つようになったな」
と感じることは、劣化に気づくきっかけの一つです。
ただ、私たちが現場で確認しているのは、見た目だけではありません。
実際の建物を近くから確認し、外壁のひび割れや塗膜の状態、シーリングの劣化、タイルの状態などを細かくチェックします。
さらに、外壁だけでなく、
- 雨どい
- 破風・鼻隠し
- 水切り
- シャッターボックス
- 鉄部
- その他の付帯部
なども確認します。
マンションは建物が大きいため、普段の生活ではなかなか見ることのできない場所にも劣化が隠れている場合があります。
だからこそ大規模修繕では、外壁だけを見るのではなく、建物全体を一つの建物として確認することが重要です。
《🚧工事中は「塗る前の準備」が重要です》
大規模修繕工事では、いきなり塗料を塗り始めるわけではありません。
実は、塗装工事で非常に重要なのが、塗る前の下準備です。
まずは高圧洗浄を行い、長年付着していた汚れやコケなどを丁寧に洗い流します。
「洗うだけなら、そんなに重要なの?」
と思われるかもしれません。
しかし、外壁に汚れや古い塗膜などが残った状態で塗装をすると、塗料が本来持っている性能を十分に発揮できない場合があります。
だからこそ、きれいに塗るためには、まずきれいにすることが大切です。
そして洗浄後は、外壁の状態を確認しながら、ひび割れやシーリングなどの補修を進めていきます。
《🤩「補修してから塗る」が基本です》
外壁塗装というと、
「新しい塗料を塗って外壁をきれいにする」
というイメージを持たれている方も多いと思います。
しかし、実際の現場では、塗装そのものと同じくらい、塗装前の補修や下地処理が重要です。
例えば、外壁にひび割れがある場合、その状態を確認せずに上から塗料を塗るだけでは、根本的な改善にはなりません。
劣化の状態を確認し、必要な補修を行ってから塗装を進めていきます。
シーリングも同様です。
ひび割れや硬化、痩せなどが見られる場合には、状態に応じて適切な処置を行います。
大規模修繕では、
調査 → 高圧洗浄 → 下地補修 → シーリング工事 → 下塗り → 中塗り → 上塗り
というように、さまざまな工程を積み重ねて建物を仕上げていきます。
一見すると「塗るだけ」に見える外壁塗装ですが、実際には完成までに多くの工程があります。
《📍工事後、まず変わるのは「建物の印象」》
工事が進み、最後に足場や養生シートが撤去されると、マンション全体が一気に見えるようになります。
この瞬間は、大規模修繕工事の中でも特に変化を感じやすいタイミングです。
色あせていた外壁がきれいになり、汚れも落ちることで、建物全体が明るく見えるようになります。
さらに外壁の色を変更した場合には、同じ建物でも大きく印象が変わります。
例えば、
落ち着いた雰囲気にする。
スタイリッシュで modern な印象にする。
明るく清潔感のある雰囲気にする。
など、色の組み合わせによってマンションの表情は大きく変わります。
また、外壁だけではなく、雨どいや鉄部、シャッターボックスなどの付帯部まできれいに仕上げることで、建物全体に統一感が生まれます。
実は、見た目以上に「見えない部分」が変わっています
大規模修繕で分かりやすいのは、やはり外観の変化です。
しかし、私たちが施工するうえで特に大切にしているのは、目に見えにくい部分の補修やメンテナンスです。
ひび割れを補修する。
劣化したシーリングを適切に処理する。
鉄部のサビを処理する。
防水工事を行う。
外壁の下地を整える。
こうした作業を一つひとつ積み重ねることで、雨水や紫外線などから建物を守ることにつながります。
つまり、大規模修繕は単なる「見た目のリニューアル」ではありません。
現在発生している劣化を補修し、これから先も建物を良好な状態で維持していくための工事なのです。
《😊工事前と工事後、写真で比べると変化は一目瞭然》
大規模修繕工事の前後を写真で見比べると、その変化がより分かりやすくなります。
工事前には、
「少し古くなってきたかな」
と感じていたマンションが、工事後には、
「新築のようにきれいになった」
「建物全体が明るくなった」
と感じるほど変わることもあります。
ただし、私たちプロが施工写真を見るときには、単純に「きれいになったか」だけを見ているわけではありません。
必要な補修がきちんと行われているか。
下地処理が適切にできているか。
塗装が細部まで丁寧に仕上がっているか。
完成した外観の美しさはもちろんですが、そこに至るまでの工程こそ、建物を長く守るためには欠かせないものです。
《🔊マンションは「建てて終わり」ではありません》
マンションは完成したその日から、雨や風、紫外線などの影響を受け続けます。
どれだけ丈夫につくられた建物でも、年月が経てば少しずつ劣化していきます。
だからこそ、定期的に建物の状態を確認し、必要なタイミングで適切な修繕を行うことが大切です。
早い段階で劣化を発見できれば、比較的軽微な補修で対応できる場合もあります。
反対に、劣化を長期間そのままにしてしまうと、補修範囲が広がったり、より大きな工事が必要になったりする可能性もあります。
大切なのは、
「まだ大丈夫」と思うことではなく、「今の建物がどんな状態なのかを知ること」。
これがマンションを長く維持していくための第一歩です。
大規模修繕は、未来のマンションを守るために
工事前と工事後を比べると、外観の変化に目が行きます。
しかし、本当に大切なのは、その見た目の変化の裏側にある補修やメンテナンスです。
きれいに塗り替える。
劣化した部分を補修する。
防水性能を整える。
こうした一つひとつの工程が、マンションをこれから先も長く維持していくことにつながります。
《📝まとめ》
大規模修繕は、マンションをきれいにするだけの工事ではありません。
外壁のひび割れや塗膜、シーリング、防水、鉄部など、普段は気づきにくい劣化を確認し、必要な補修を行うことで、建物をこれから先も長く維持していくための大切な工事です。
工事前と工事後では、マンションの見た目だけでなく、建物の状態も大きく変わります。
だからこそ、「きれいにする」だけではなく、「長く守る」ことを意識した修繕が大切です。
「そろそろ修繕の時期かな?」
「外壁の劣化が気になる」
「建物の状態を一度確認したい」
そんな場合は、まず専門業者に相談して、現在の建物の状態を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
大切なマンションをこれからも安心して維持していくために、定期的な点検と適切なメンテナンスを心がけましょう。
―――――キリトリセン―――――
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